あるようでなかった、日本初のカロリー・糖類・脂質ゼロの「ラカント カロリーゼロ飴」。
ダイエット中の方や血糖を気にされている方のおやつとしてご愛顧いただいています。
そんな「ラカント カロリーゼロ飴」、なんと商品化までに5年もの研究開発期間がかかりました。長い研究を経て生まれた「ラカントカロリーゼロ飴」について、その開発秘話をラカントの生みの親でもある村田研究博士と吉川研究員に聞きました。
村田
糖質で唯一のカロリーゼロである「エリスリトール」を使用しなければならなかったことですね。
吉川
まず、植物由来の素材でカロリーゼロの甘味成分「エリスリトール」を使って作ってみたところ、すぐに白色の結晶となって、崩れやすく、口に含むと角砂糖のようにボロボロになってしまったんです。
村田
そこで、ラカントSにも使用している「高純度 羅漢果エキス(リンク)」を加えてみたところ、崩れやすかった飴が成型できるようになりました。
さらに硬さも加わって、より飴に近づけることができました。
ただ、エキスを加えただけでは、まだ飴に大切な"食感・味"に問題があったんです。
吉川
そこで注目したのが、低カロリー素材の「食物繊維」!
食物繊維の種類もさまざまなので、カロリーゼロのものを2種類選びました。
1つは、"食感"を改善するもので、もう一つは飴を作るうえで非常に大切な"粘度"をプラスしてくれるもの。
この2つの食物繊維を加えることで、より飴の食感に近づけることができ、カロリーゼロの飴が作れる可能性がみえてきました。
村田
いえいえ、これからが大変だったんですよ・・。
飴の作り方には2種類あって、ひとつが昔からの「スタンピング成型」。
吉川
これは、ある程度冷ましたもち状の粘り気のある飴を引き伸ばしてカットしていくもので、いわゆる金太郎飴をつくる方法と一緒ですね。
だから、エリスリトールのように加熱して液状にしたときに粘り気がなく、冷やすことですぐに結晶化してしまう飴ではこの作り方ではできないんです。
村田
そして、もうひとつが「デポジッター成型」。
これは、飴の型に流し込んで固めていくもので、ある程度、飴の粘り気がなくても、作ることができます。
吉川
この設備は、大規模となるため国内で数えるほどしかなくて、ひとつひとつ原料液をモールドという型に流した後、冷却して固めていくので、それだけの広い製造スペースが必要なんです。
村田
作る設備もですが、ここで大変なのが"温度管理"!
実はラカント飴は、冷却して成型する際に、外気の温度変化によって色ムラ、ひび割れや食感が悪くなったりと、とても繊細なんです。
吉川
そこで、徹底した温度管理をして、製造することが大切なんです。
村田
なるべく安心の"植物由来の素材"にこだわったことですね。
吉川
抹茶味と紅茶味には、それぞれ"こだわりの素材"を使用し、砂糖を使わず、植物由来の素材にこだわったことです。
村田
こだわった点・うれしいポイントは、この4つですね。
Point1 カロリーゼロ、糖類ゼロ、脂質ゼロ
エネルギーとなるカロリーがゼロなので、ダイエットにも最適です。
Point2 安心の植物由来素材
ウリ科の果実「羅漢果」エキスと、トウモロコシから作られる植物由来の甘味成分「エリスリトール」を使用。
Point3 虫歯になりにくい
虫歯にもなりにくいため、高齢者の方をはじめ、お子さまにも安心です。
Point4 血糖値に影響しない
試食後の血糖値への影響を調べた結果、血糖値をあげないことがわかりました。